人生では、ムダなことほど“うまみ”がある。
ほしくなるモノはいつだって一目ぼれ。 2番手3番手と迷ってみても、結局最初に戻るもの。
(できる限り)迷わず買うよ♪ 買えば分るさ!?
『オーバー・ザ・ブルースカイ』
バンジョーを奏でるミュージシャンのディディエとタトゥーデザイナーのエリーゼ。
幸せな生活を贈っていたはずが、2人の愛すべき娘メイベルがガンに冒されたことから2人の歯車が狂い始める。
7年前に出会い、突然の妊娠に驚きながら、家族となって幸せな生活を送っていたディディエとエリーゼ。
しかし、メイベルがガンによりこの世を去ると、悲しみに暮れる2人は、それまで気にもならなかったお互いの個性を、大きな違いとして意識してしまう。
そして、それぞれが自分の気持ちを抑えきれないままに、最後の決断をする。
あらすじを書いてしまうとシンプルな構造ですが、映画はメイベルが亡くなってからの生活の間に、幸せな時間をフラッシュバックさせて見せることで、そのギャップが明確になり、時に暖かく、時に悲しく奏でられるエモーショナルなブルーグラス・ミュージックは、より感情を揺さぶります。
久しぶりに、サウンドトラックを買おうと思った映画です。
ほしくなるモノはいつだって一目ぼれ。 2番手3番手と迷ってみても、結局最初に戻るもの。
(できる限り)迷わず買うよ♪ 買えば分るさ!?
『ドライブイン蒲生』 [映画&演劇]
『ドライブイン蒲生』
「蒲生の家はバカ」と後ろ指を指され生きてきたサキとトシの姉妹。
“バカ”と呼ばれる元凶の父をサキは嫌い、トシは父の背中を見ながら姉を気遣う。
そんなファミリーの、自分のルーツに気づくまでの物語。
裕福ではない地方都市の家族の話で、子供はヤンキー(姉は本物、弟は憧れ)に
なるという設定が、妙にリアルで良かったです。
「蒲生の家はバカ」と後ろ指を指され生きてきたサキとトシの姉妹。
“バカ”と呼ばれる元凶の父をサキは嫌い、トシは父の背中を見ながら姉を気遣う。
そんなファミリーの、自分のルーツに気づくまでの物語。
裕福ではない地方都市の家族の話で、子供はヤンキー(姉は本物、弟は憧れ)に
なるという設定が、妙にリアルで良かったです。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『ぼくを探しに』 [映画&演劇]
『ぼくを探しに』
『ベルヴィル・ランデブー』『イリュージョニスト』のシルヴァン・ショメ監督の新作。
幼くして両親を亡くた主人公ポールにとって、夢で見る父と母だけが真実の姿。
しかし、同じアパートに住むマダム・プルーストとの出会いが、ポールが思い描いた真実の姿を変えることに…。
アニメーション監督のシルヴァン・ショメ初の実写作品。
ハーブティーという魔法を使い、記憶の奥底に眠らせてしまった真実が解き明かされていくきます。
登場人物それぞれが、異なる形でポールに対して愛情を注ぐ姿が印象的。
伯母姉妹を演じたベルナデット・ラフォンが亡くなったことは知らなかったのですが、エンディングを見て察しがつきました。
ただ、もう一人の姉妹役エレーヌ・ヴァンサンも亡くなっていたことをパンフレットで知り、なんだか切ない気分になりました。
やっぱりショメは、アニメの方がいいかな…
『ベルヴィル・ランデブー』『イリュージョニスト』のシルヴァン・ショメ監督の新作。
幼くして両親を亡くた主人公ポールにとって、夢で見る父と母だけが真実の姿。
しかし、同じアパートに住むマダム・プルーストとの出会いが、ポールが思い描いた真実の姿を変えることに…。
アニメーション監督のシルヴァン・ショメ初の実写作品。
ハーブティーという魔法を使い、記憶の奥底に眠らせてしまった真実が解き明かされていくきます。
登場人物それぞれが、異なる形でポールに対して愛情を注ぐ姿が印象的。
伯母姉妹を演じたベルナデット・ラフォンが亡くなったことは知らなかったのですが、エンディングを見て察しがつきました。
ただ、もう一人の姉妹役エレーヌ・ヴァンサンも亡くなっていたことをパンフレットで知り、なんだか切ない気分になりました。
やっぱりショメは、アニメの方がいいかな…
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『そこのみにて光輝く』 [映画&演劇]
『そこのみにて光輝く』
採石現場を辞め、日がなパチンコと散歩で時間をつぶしている達夫は、パチンコ屋で定職を持たない若者の拓児と出会う。
ライターをあげた縁で拓児の家に招かれた達夫は、そこで拓児の姉・千夏と会う。
互いに惹かれ合う達夫と千夏。互いに抱える複雑な事情が壁になりながらも、2人は前に進もうと懸命に生きるのだが…
なんといっても、池脇千鶴がすごい。
脱いでいるというのはどうでもいいことで、驚きは、北の港町で家族のために身体を売る30代の女性という役に、完全になりきっている点。
腕や背中の肉付きの感じなどは、とてもリアリティを感じます。
何となく、そこにいそうな気がしてきます。
池脇千鶴だけでも見る価値アリ。
採石現場を辞め、日がなパチンコと散歩で時間をつぶしている達夫は、パチンコ屋で定職を持たない若者の拓児と出会う。
ライターをあげた縁で拓児の家に招かれた達夫は、そこで拓児の姉・千夏と会う。
互いに惹かれ合う達夫と千夏。互いに抱える複雑な事情が壁になりながらも、2人は前に進もうと懸命に生きるのだが…
なんといっても、池脇千鶴がすごい。
脱いでいるというのはどうでもいいことで、驚きは、北の港町で家族のために身体を売る30代の女性という役に、完全になりきっている点。
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池脇千鶴だけでも見る価値アリ。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 702 円
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』 [映画&演劇]
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
不遇な幼少期を過ごし、数人の友人にしか心を開くことがないウィル。
天才的な頭脳をもちながら、その才能を自らのために使うことはなく、学校の清掃員として肉体労働に従事する毎日。
彼の才能を無駄にすべきではないと考えるランボー教授のはからいで、教授の学生時代のルームメイトであるショーンのセラピーを受けることになったウィルは、会話を交わすうちに徐々に心の変化を感じ始めるのですが、外部の人間との交流を遮断してきた彼に取っては苦痛でしかありません。
しかし、ショーンは親身にウィルと関わり、彼の心を叫びに気づくのです。
ショーンを演じたロビン・ウィリアムスは本作でアカデミー賞を受賞しましたが、それも当然と思えるほどの演技。本当に心を許してしまいそうな笑顔と、その瞳の奥に感じる思慮深い心が、スクリーンを通じて感じられます。
2時間程度の映画において、登場人物それぞれが抱えるドラマをすべて掘り下げることはできませんが、『グッド・ウィル・ハンティング』では、登場人物の背景を少ない台詞で巧みに表現していて、それが折り重なって、よりいっそう重厚な物語を構成しています。
少ない台詞で個々のキャラクターが際立ち、生き生きとしたドラマが生まれている感じです。
マット・デイモンとベン・アフレックという才能が作り上げた脚本はお見事ですね。
リバイバル上映をしていたので久しぶりに観ましたが、あらためて見ごたえのある映画でした。
不遇な幼少期を過ごし、数人の友人にしか心を開くことがないウィル。
天才的な頭脳をもちながら、その才能を自らのために使うことはなく、学校の清掃員として肉体労働に従事する毎日。
彼の才能を無駄にすべきではないと考えるランボー教授のはからいで、教授の学生時代のルームメイトであるショーンのセラピーを受けることになったウィルは、会話を交わすうちに徐々に心の変化を感じ始めるのですが、外部の人間との交流を遮断してきた彼に取っては苦痛でしかありません。
しかし、ショーンは親身にウィルと関わり、彼の心を叫びに気づくのです。
ショーンを演じたロビン・ウィリアムスは本作でアカデミー賞を受賞しましたが、それも当然と思えるほどの演技。本当に心を許してしまいそうな笑顔と、その瞳の奥に感じる思慮深い心が、スクリーンを通じて感じられます。
2時間程度の映画において、登場人物それぞれが抱えるドラマをすべて掘り下げることはできませんが、『グッド・ウィル・ハンティング』では、登場人物の背景を少ない台詞で巧みに表現していて、それが折り重なって、よりいっそう重厚な物語を構成しています。
少ない台詞で個々のキャラクターが際立ち、生き生きとしたドラマが生まれている感じです。
マット・デイモンとベン・アフレックという才能が作り上げた脚本はお見事ですね。
リバイバル上映をしていたので久しぶりに観ましたが、あらためて見ごたえのある映画でした。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『アデル、ブルーは熱い色』 [映画&演劇]
『アデル、ブルーは熱い色』
先のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した本作。
アデル(演じる女優の名前もアデルさん)は学校でも指折りの美しさを持ち合わせていて、イケメンの先輩や同級生からアプローチされる人気者。
その健康的な美しさは、野暮ったい服装であっても、スパゲティの食べ方が下品ギリギリであっても損なわれることなく、むしろその子供っぽさが故にいっそう輝いているように見える。
エマ(レア・セドゥ)は、髪を青く染める美大生。
街ですれ違ったアデルとレズビアンが集うバーで再会し、お互いを求め合う関係になる。
とにかくアデルの健康美が印象的。
セックス描写ばかり取り上げられますが、スピルバーグが語ったように普遍的な“愛”の物語。
約3時間の鑑賞なので、体力的に耐えられそうな日にみないと、つらいかもしれません。
先のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した本作。
アデル(演じる女優の名前もアデルさん)は学校でも指折りの美しさを持ち合わせていて、イケメンの先輩や同級生からアプローチされる人気者。
その健康的な美しさは、野暮ったい服装であっても、スパゲティの食べ方が下品ギリギリであっても損なわれることなく、むしろその子供っぽさが故にいっそう輝いているように見える。
エマ(レア・セドゥ)は、髪を青く染める美大生。
街ですれ違ったアデルとレズビアンが集うバーで再会し、お互いを求め合う関係になる。
とにかくアデルの健康美が印象的。
セックス描写ばかり取り上げられますが、スピルバーグが語ったように普遍的な“愛”の物語。
約3時間の鑑賞なので、体力的に耐えられそうな日にみないと、つらいかもしれません。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『オーバー・ザ・ブルースカイ』 [映画&演劇]
『オーバー・ザ・ブルースカイ』
バンジョーを奏でるミュージシャンのディディエとタトゥーデザイナーのエリーゼ。
幸せな生活を贈っていたはずが、2人の愛すべき娘メイベルがガンに冒されたことから2人の歯車が狂い始める。
7年前に出会い、突然の妊娠に驚きながら、家族となって幸せな生活を送っていたディディエとエリーゼ。
しかし、メイベルがガンによりこの世を去ると、悲しみに暮れる2人は、それまで気にもならなかったお互いの個性を、大きな違いとして意識してしまう。
そして、それぞれが自分の気持ちを抑えきれないままに、最後の決断をする。
あらすじを書いてしまうとシンプルな構造ですが、映画はメイベルが亡くなってからの生活の間に、幸せな時間をフラッシュバックさせて見せることで、そのギャップが明確になり、時に暖かく、時に悲しく奏でられるエモーショナルなブルーグラス・ミュージックは、より感情を揺さぶります。
久しぶりに、サウンドトラックを買おうと思った映画です。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『ロード・オブ・セイラム』 [映画&演劇]
『ロード・オブ・セイラム』
17世紀末、セイラム村の魔女裁判で、25人が死刑に処された。
魔女のリーダー格だったモーガンは、火あぶりの中で自分たちを追いつめたホーソーン牧師とその末裔、セイラムの女達に呪いをかけた。
400年後、ラジオ局に届けられた1枚のレコードをきっかけに、呪いが再び動き出す。
人間の子を産む卑しい娼婦であるセイラムの子孫を滅ぼし、サタンをこの世に誕生させるために。
そして、ロード・オブ・セイラムが街にやってくる。
白塗りのビジュアルが強烈で、興味をひかれてみた映画でしたが、怖いというよりもなかなか興味深いお話でした。
魔女の呪いは本当なのか、ドラッグの禁断症状による幻覚か……。
呪いとは、言葉や儀式よりもたらされる洗脳状態であるならば、現代においても、呪いは十分に力を発揮するでしょう。
監督がロブ・ゾンビなんて名前なので変な先入観を持ってしまいますが、テーマは現代社会にも通じており、意外にも見応えのある映画でした。
17世紀末、セイラム村の魔女裁判で、25人が死刑に処された。
魔女のリーダー格だったモーガンは、火あぶりの中で自分たちを追いつめたホーソーン牧師とその末裔、セイラムの女達に呪いをかけた。
400年後、ラジオ局に届けられた1枚のレコードをきっかけに、呪いが再び動き出す。
人間の子を産む卑しい娼婦であるセイラムの子孫を滅ぼし、サタンをこの世に誕生させるために。
そして、ロード・オブ・セイラムが街にやってくる。
白塗りのビジュアルが強烈で、興味をひかれてみた映画でしたが、怖いというよりもなかなか興味深いお話でした。
魔女の呪いは本当なのか、ドラッグの禁断症状による幻覚か……。
呪いとは、言葉や儀式よりもたらされる洗脳状態であるならば、現代においても、呪いは十分に力を発揮するでしょう。
監督がロブ・ゾンビなんて名前なので変な先入観を持ってしまいますが、テーマは現代社会にも通じており、意外にも見応えのある映画でした。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『ウォーム・ボディーズ』 [映画&演劇]
『ウォーム・ボディーズ』
突如人類を襲う恐怖、ゾンビ。
死者が蘇り、人間を襲い、食う。
そして、新たなゾンビが生まれる…。
今年の夏は『ワールド・ウォーZ』というゾンビ大作がありましたが、秋に控えた『ウォーム・ボディーズ』も気になっていたので、観てきました。
主人公はゾンビの“R”。
オープニングからゾンビの姿ですが、おもしろいのはオープニングでゾンビの心情を淡々と語るところ。
もちろんゾンビなので実際には言葉は出てこないから、心の声がナレーションを通じて伝えられるのですが、生きていたときの話やゾンビ生活へのコメント、自分が死者であることの自覚などが語られて、オープニングから普通のゾンビ映画とは全く違うことがわかります。
※一応ゾンビっぽく人を襲うところはあります(ちょっとだけ)。
主人公の名前は“R”、ヒロインは”ジュリー”。
ずばり、『ロミオとジュリエット』へのオマージュが満載です(ベランダのシーンもあり)。
わかりやすくラブコメ化しているので、一部のゾンビっぽいところを乗り越えれば、血が苦手な人も楽しめると思われます。
“R”役のニコラス・ホルトは、『アバウト・ア・ボーイ』のマーカスだったんですね。
『ジャックと天空の巨人』の時は気にしていなかったけど、大きくなってスリムになった感じですな。
『アバウト・ア・ボーイ』も佳作でした。
見直したくなります。
突如人類を襲う恐怖、ゾンビ。
死者が蘇り、人間を襲い、食う。
そして、新たなゾンビが生まれる…。
今年の夏は『ワールド・ウォーZ』というゾンビ大作がありましたが、秋に控えた『ウォーム・ボディーズ』も気になっていたので、観てきました。
主人公はゾンビの“R”。
オープニングからゾンビの姿ですが、おもしろいのはオープニングでゾンビの心情を淡々と語るところ。
もちろんゾンビなので実際には言葉は出てこないから、心の声がナレーションを通じて伝えられるのですが、生きていたときの話やゾンビ生活へのコメント、自分が死者であることの自覚などが語られて、オープニングから普通のゾンビ映画とは全く違うことがわかります。
※一応ゾンビっぽく人を襲うところはあります(ちょっとだけ)。
主人公の名前は“R”、ヒロインは”ジュリー”。
ずばり、『ロミオとジュリエット』へのオマージュが満載です(ベランダのシーンもあり)。
わかりやすくラブコメ化しているので、一部のゾンビっぽいところを乗り越えれば、血が苦手な人も楽しめると思われます。
“R”役のニコラス・ホルトは、『アバウト・ア・ボーイ』のマーカスだったんですね。
『ジャックと天空の巨人』の時は気にしていなかったけど、大きくなってスリムになった感じですな。
『アバウト・ア・ボーイ』も佳作でした。
見直したくなります。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 [映画&演劇]
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
『スター・トレック』は、今更説明の必要もないくらい多くの人が知る、アメリカのSFシリーズです。
しかし、どんなに有名といっても変わった顔の宇宙人が繰り広げるストーリーは、女性ウケが良いはずがありません。
これまでは熱烈なファン向けのカルトムービーといった感じでした。
しかし、2009年に稀代のストーリーテラーであるJ・J・エイブラムスの手により、『スター・トレック』は生まれ変わりました。
そしてその続編が、イントゥ・ダークネス。
キャラクターの魅力を引き出すストーリーはさすが。
女性も見やすいように、敵役に人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチをキャスティングするなど、抜かりなし。
SFとしては当然ですが、普通にドラマとしておもしろい。
J・J・エイブラムス、恐るべし。
彼が監督する『スター・ウォーズ』が待ち遠しいです。
『スター・トレック』は、今更説明の必要もないくらい多くの人が知る、アメリカのSFシリーズです。
しかし、どんなに有名といっても変わった顔の宇宙人が繰り広げるストーリーは、女性ウケが良いはずがありません。
これまでは熱烈なファン向けのカルトムービーといった感じでした。
しかし、2009年に稀代のストーリーテラーであるJ・J・エイブラムスの手により、『スター・トレック』は生まれ変わりました。
そしてその続編が、イントゥ・ダークネス。
キャラクターの魅力を引き出すストーリーはさすが。
女性も見やすいように、敵役に人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチをキャスティングするなど、抜かりなし。
SFとしては当然ですが、普通にドラマとしておもしろい。
J・J・エイブラムス、恐るべし。
彼が監督する『スター・ウォーズ』が待ち遠しいです。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】
『パシフィック・リム』 [映画&演劇]
『パシフィック・リム』
太平洋の地底から、突如怪獣が現れた。
人類は大きな犠牲を出しつつも、最初の怪獣を倒した。
しかし、怪獣の出現は止まなかった。
そして、人類は決断した。
巨大ロボット“イェーガー”で、怪獣を殲滅することを。
という感じで始まる本作。
ロボットと怪獣という、日本ではおなじみのアイコン同士が戦うことに期待と不安が入り交じりつつの鑑賞でしたが、期待を裏切るような作品ではなく、純粋に楽しめました。
ギレルモ・デルトロ監督の日本アニメ、ロボット、怪獣好きが伝わる作品でした。
が、好き嫌いは別れるでしょう。
ロボットのフォルムなどは意見が分かれる最たる箇所だと思われます。
個人的にはエヴァンゲリオンのようなフォルムは好きではないので、無骨な印象のチェルノ・アルファ(ロシア)が良かったです。
怪獣にもいろいろなタイプがあって、その特徴をふまえたネーミングがされていましたが、結構似た印象だったので、もっともっと個性があっても良かったかと思われます(本編中で怪獣の秘密が明かされるので、似ているのも仕方がないかとは思いますが)。
ちょっとだけ残念だったのは、画面が暗いシーンが多く、怪獣の全貌やコックピットの中からの画がはっきり見えなかったこと。
ビジュアルガイドが発売されているので、興味がある人はそちらできちんと把握できるようです。
ロボットの操縦タイプも、搭乗型と遠隔型など、バリエーションがあれば良かったですね。
続編を作る前提で、あまり出さなかったのかな。
とはいえ、戦闘シーンの迫力はすごかったので、ビデオではなく映画館で観るべき1本だったと思われます。
太平洋の地底から、突如怪獣が現れた。
人類は大きな犠牲を出しつつも、最初の怪獣を倒した。
しかし、怪獣の出現は止まなかった。
そして、人類は決断した。
巨大ロボット“イェーガー”で、怪獣を殲滅することを。
という感じで始まる本作。
ロボットと怪獣という、日本ではおなじみのアイコン同士が戦うことに期待と不安が入り交じりつつの鑑賞でしたが、期待を裏切るような作品ではなく、純粋に楽しめました。
ギレルモ・デルトロ監督の日本アニメ、ロボット、怪獣好きが伝わる作品でした。
が、好き嫌いは別れるでしょう。
ロボットのフォルムなどは意見が分かれる最たる箇所だと思われます。
個人的にはエヴァンゲリオンのようなフォルムは好きではないので、無骨な印象のチェルノ・アルファ(ロシア)が良かったです。
怪獣にもいろいろなタイプがあって、その特徴をふまえたネーミングがされていましたが、結構似た印象だったので、もっともっと個性があっても良かったかと思われます(本編中で怪獣の秘密が明かされるので、似ているのも仕方がないかとは思いますが)。
ちょっとだけ残念だったのは、画面が暗いシーンが多く、怪獣の全貌やコックピットの中からの画がはっきり見えなかったこと。
ビジュアルガイドが発売されているので、興味がある人はそちらできちんと把握できるようです。
ロボットの操縦タイプも、搭乗型と遠隔型など、バリエーションがあれば良かったですね。
続編を作る前提で、あまり出さなかったのかな。
とはいえ、戦闘シーンの迫力はすごかったので、ビデオではなく映画館で観るべき1本だったと思われます。
ほんのちょっとでもおもしろいと感じていただけましたでしょうか? ⇒ 【Yes!】